以前から気になっていた場所を歩いてきました。
場所は神奈川県の三浦にある「三浦・岩礁のみち」
名前のとおり、海岸沿いをぐるっと歩くトレイルです。
すこし汗ばむ5月のゆるゆるハイキングのスタート。
歩き始めはキャベツ畑から
三浦海岸駅からバスに乗り、スタート地点の松輪バス停へ向かいます。
バスを降りると、まわり一面は畑が広がる景色。
僕が歩いた時期は、ちょうどキャベツの収穫時期で、農家さんたちが収穫に追われている様子だった。
松輪港が近づいてくると立派な道標も出てきます。
現地で知ったのが「関東ふれあいの道」だったということ。
関東7都県をつなぐ、全長1,800kmのトレイルの一部というだったのです。
ひたすら海岸の岩礁を進む
海の波や潮風で侵食された海岸の岩は特徴的に風化し、その景色に圧倒されます。
足元は地面というよりも岩。
潮の満ち引きの状況で歩ける場所も変わるようです。
たまに苔や濡れた場所もあり、滑らないように歩きます。
たまに舗装路を歩く区間もある
道は海岸だけではなく、舗装路を歩くこともあり、飽きさせないいいアクセントになります。
海岸の景色から一転、ふたたび畑の道へ戻ると、これでもか！とキャベツ箱を積んだ軽トラックに追い抜かれた。
大きい県道では、自転車やバイクのツーリングを楽しむ人も多かった。やっぱり海沿いって気持ちがいいよね。
岩礁のみちハイライト「盗人狩」
再びトレイルに戻り、岩礁のみちのハイライトと呼ばれる「盗人狩（ぬすっとがり）」を通る。
写真では伝えきれないほどの迫力がある。
自然の力で作られた景色には圧倒されっぱなし。
岩礁のみち
今回は5月に歩いてきたわけですが、暑さが厳しい夏にはあまり向かないトレイルです。
なぜかといえば、日よけとなる木がなく、常に太陽に照らされているため、夏は地獄的な暑さだと思われます。
時期と潮の干潮時間などタイミングをしっかり見て行けば、誰でも気軽に歩ける、歩きやすい場所ではあります。
僕たちはゴール地を三浦港に設定し、名物の「三浦のマグロ」も堪能。
ご褒美にも、景色にも大満足。
三浦・岩礁のみちはどこかショートトリップ感を味わえる、いいトレイルでした。
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