那須岳|ロープウェイを使わない日帰り登山

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登山10月の山
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夏と冬の間、秋はいつもどこの山に行くか悩んでしまう。
北アルプスのようなエリアは最盛期を過ぎると、来年の春頃まで「小屋閉め」で営業が終わってしまう。
そうなると、テント場が使用できなくなってしまったり、食料や飲料の確保が難しく、行きづらくなってしまう。
いろいろな山があるが、標高が高いところでは積雪の可能性もあり、やはり気軽には行けない状況になってしまう。

そこで今回、行くことになったのが「那須岳」である。

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ロープウェイでお手軽に山の上に行ける那須岳

那須岳は、栃木と福島の県境に位置する山塊で、その総称で那須岳と呼ばれている。
主な山は「茶臼岳」「朝日岳」「三本槍岳」の3山。
とくに茶臼岳はロープウェイで9合目まで行けるため、圧倒的なアクセスの良さがある。

今回は、そんな那須岳のうち「朝日岳」に行ってきた。

早朝に都内を出発し、9時前にロープウェイ駐車場に着いた。
しかし様子が少しおかしい。
警備員さんが近づいてくると「満車」の一言。

「少し下りたところにある駐車場に停めて、歩いて登ってきてください」とのこと。
秋の行楽シーズン。らくらく登山御用達の那須岳には、早朝、もしくは前夜から沢山の人が来ていたようだ。
しかたなく車を反転させ、別の駐車場を目指して下りていった。

車で5分かからない場所にある駐車場で支度を済ませ、登りはじめる。
ロープウェイ駐車場に戻るのに20分くらいかかったが、良いウォーミングアップになったと考えるべきだ。
そして、ロープウェイには乗らず、峠の茶屋という場所から登山道へ入っていく。

まずは峠の茶屋跡の避難小屋を目指す。

那須ロープウェイ乗り場。駐車場は満車だ。
目指すは峰の茶屋跡避難小屋
すぐに樹林帯から抜けて茶臼岳の頂上が見えてくる
振り返るとなだらかな登山道が横切っている
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峠の茶屋跡から朝日岳を目指す

峠の茶屋跡までは、整備された歩きやすい登山道でゆっくりと標高を上げていく。
峠の茶屋跡から本格的な登山になるようなイメージだ。

登山道は場所によってはすれ違いも難しいほど狭い場所もある。
譲り合ってすれ違いをしなければならない。

「風が強い」で有名な那須岳は、この日も健在。
谷底から吹き抜けてくる風は冷たい。
秋の服装は難しい。歩けば暑い、止まれば冷える。風が強ければ冬と同等な寒さにも感じることもある。

徐々に朝日岳が見えてくると、頂上に立っている人がポツリポツリと見える。
足元も岩がゴロゴロしてきた。

峰の茶屋跡から先の稜線。右奥に見えている山が朝日岳だ
左の稜線に人がたくさん見えている
火山らしい岩がたくさんある
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朝日岳山頂

朝日岳山頂は尖った岩の穂先のようになっている。
なのであまり広くはない。
展望は、茶臼岳や関東平野が見渡せるとても良い頂上だ。
景色を楽しむ人に溢れ、賑わっていた。
日陰には霧氷も見られ、朝晩の冷え込み具合も伺えた。

朝日岳山頂
低い草に霧氷
霧氷を集めて
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中の大倉尾根で下山

朝日岳からは「中の大倉尾根」を通って駐車場へ下山する。
三本槍岳へ向かう方向には人がたくさん歩いていくが、中の大倉尾根方面へ歩いていく人は少ない。
ここから先は人が少ない山道を歩きを楽しめた。
ゆるやかな尾根は歩きやすく整備されている。
右側には茶臼岳がずっと見えている。

朝日岳
清水平の木道
中の大倉尾根
途中の看板。絶景なのだ
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北温泉へ下山

中の大倉尾根を下ると、北温泉という、名湯の温泉宿に下山できる。
樹林帯では紅葉も綺麗に色づいていた。
北温泉の駐車場は満車で、温泉や景色を楽しむ人がたくさんいた。
北温泉からは車道の脇を30分くらい歩いて、自分たちの車を停めた大丸温泉の駐車場に戻った。

秋晴れに恵まれ、気持ちの良い山歩きができた。
手軽に登れて、絶景が気軽に見ることが出来る那須岳が人気の理由も頷ける。
次はまた違う季節に登りに行きたい。

北温泉へ向かう樹林帯。ひと気はほとんど無い
紅葉
まもなく北温泉へ下山
北温泉旅館。山奥の秘湯のイメージ。泊まりにきてみたい。
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