長年登山を続けていると、徐々に行く山が限られるというか、
より険しく、困難な山を目指しがちかなぁと思うことがある。
今回、僕が登山を始めた頃に通った、陣馬山から高尾山の縦走に改めて行ってきた。
藤野駅から歩き始める
今回の山行では、高尾山をゴールにするため、陣馬山を一番初めに登ってスタートとした。
陣馬山へは、藤野駅からバスに乗って登山口まで行くか、藤野駅から歩いて行くか、という方法がある。
藤野駅から歩いても30分弱くらいで登山口まで行けるため、バスには乗らずに歩き始めた。
数年ぶりの陣馬山
一ノ尾尾根をゆっくりと上がり、陣馬山の頂上へ到着した。
売店や茶屋はすでに大賑わいで、芝生やベンチではたくさんの人がゆっくり過ごしていた。
ワイワイと盛り上がっている山も雰囲気が良い。
僕たちも陣馬山の頂上で、いったん休憩をすることにした。
陣馬山から景信山
陣馬山を後にして高尾山方面へ歩いていく。
陣馬山から先は、すこし人が減るような雰囲気だった。
陣馬山のみで下山する人も多いのだろう。
高尾山まで歩く人は、比較的山歩きになれた人が多いようだった。
サクサクと軽快に歩く人や、トレイルランナーも多い。もちろんゆっくり歩く人も。
低い山とはいえ、いろいろなスタイルで山を楽しむことができる高尾山エリアは素晴らしいと思う。
景信山につくと、やはりここも大盛況。
僕たちも再び休憩することにした。
景信山から小仏城山、そして高尾山へ
なだらかで歩きやすいので、どんどん歩ける。
しかし、小仏城山に向かう頃には単調な道には少し飽きてきて疲れも出てくる。
小仏城山には天狗の木彫りがあり、数年前に腐食により一時撤去されてしまった。
ここ最近になり新しい天狗像が設置され、その凛々しい姿を見てきた。
高尾山に近づくにつれて、ハイカーでは無い雰囲気の人達が増えてきた。
やはり高尾山はケーブルカーやリフトのおかげで手軽に登れる山で人気だ。
とはいえ、ちょっと多すぎるくらい多かった。
山に登ってのんびりした雰囲気を味わいたい人には、少し向かない山ではある。
気軽に登れる山があるのは、悪いことではない。
高尾山からステップアップで、色々な山に登ってくれる人が増えたら嬉しいなと思う。
下山後のご褒美
観光地としての一面を持つ高尾山。
下山後の楽しみもたくさんある。
今回は、「高尾山クラフトビア&ギア フェスティバル」の開催があり、迷わずに駆け込んだ。
美味しいクラフトビールを堪能してきた。
もうひとつ、天狗焼きというお菓子が有名なのだが、かなりの行列のため諦めた。
代わりにチーズタルトを買ったが、これが抜群に美味い。当たりであった。
このあと、高尾山口まで歩いて下山して終了。
低山ながら大満足の山行となった。
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